前回の逗子市に続いて、兼ねてから行きたかった秦野市の境を一周してきた。
写真は、ヤマレコを見てね。
なにしろ丹沢を主に歩いているので、秦野市一周は興味があったが、なにしろ距離が半端でないので
いつ決行するかで悩んでいた。
この3連休が一番いいのではと、これを逃すと、あとはいろいろ立て込んでいるし、
段々日が短くなるしで、もう今年は無理かと。
問題は、ルート。
初めは、①1日目:鶴巻温泉→山周りで→寄入り口、
2日目:寄入り口→下側住宅街→鶴巻温泉
次に丹沢の山小屋には泊まったことがないので、尊仏山荘に泊まるルートを。
②1日目:鶴巻温泉→下側住宅街→寄入り口→鍋割山→塔の岳
2日目:塔の岳→札掛→大山→鶴巻温泉
不可能なルート
③夜10時にスタートし、まずは住宅街を進み、つぎの日に山側を走破。
①は走れれば、なんとかなるかもだけど、現状走れないので無謀かも。
→今回行ってみて、このルートは現状の自分では無謀でした。
地図は、下側住宅街だけ用意した。
上側の山岳地帯は、新大日から大山が未踏だが、登山道があるし、
札掛から大山までは尾根を登るだけなので、地図は不要でしょう。
ただし、問題は、境界線が道沿いに無い。
道から外れたところは、私有地や特別保護地区なので、当然入ってはいけません。
また夏なので、藪も酷いし、この時期山ヒルの季節でもあり
道のみで行きました。
とはいっても、下側の住宅街の震生湖から頭高山までは、完全に山の中を境が通っているので
ここは、なるべく近くの道を選択しました。
スタートは、帰ってきてからの温泉もある鶴巻温泉駅のそばとし、
北側の高速道路の橋のところをスタート地点としました。
食料は、1日目:朝家で食べる。
アンパン5個入り(行動食)
お昼のスパゲッティ
寄入り口のコンビニで調達(2日目の朝食と昼飯)。
腹減ったのでカレーを食べる
2日目朝食のおにぎり2個、たけの子煮
2日目昼飯の野菜冷やしタンメン
夕食は、尊仏山荘のカレー(おかわり1回)
2日目:新大日で朝食
アンパン5個入り(行動食)
大山で昼飯
大山でさらにカップラーメン
水分は、1日目:ポカリ500ml
非常でアクエリアス1l
途中公園で500ml水がぶ飲み。
水500ml補給。
寄り入り口コンビニで
500mlぽかり補給
900mlポカリがぶ飲み。
900mlポカリ補給
寄手前湧水で
500ml水がぶ飲み
500ml水補給
1日目:約5l消費
2日目:沢で500mlがぶ飲み
900ml水補給
沢で500mlがぶ飲み
アクエリアス1l
2日目:約3l消費
なにしろ寄手前の湧水が助かりました。
【1日目】
ということで、家を4時30分前に出て鶴巻温泉に6時8分に到着。
ここでトイレを済ませ、帰りの着替えを駅のコインロッカーに預け、スタート地点へ。
まだ涼しいです。スタート地点から住宅街を通り、田園地帯に。
ここは川の土手を歩くので気持ちいいです。
空は完全に快晴、大山もはっきり。富士山もバッチリ。
ここは快調に歩きます。そして土手を離れて東海大学への道を進み、
東海大学前に、予定通り1時間で到着。
次に東海大学の横を通り、金目川の土手に進み。
そこから畑の中を通り高速道脇に。そして秦野インターへ。
ここまで2時間。これも予定通り順調です。しかし段々暑くなってきた。
インターから南が丘団地の公園へ。ここで水補給し、休憩。
ここから牧場方面に進み、渋沢丘陵地帯に。ここからの景色は素晴らしい。
表丹沢が一望に出来ます。
さらに、キリギリスが沢山鳴いてます。
ということで、震生湖入り口に到着。予定通り3時間で到着。
ここから、震生湖には下りずに、そのまま進みます。
ここから、道が複雑です。さらに暑い。
ということで、なんとかルートを維持しながら進みます。
しかし、右足裏が靴連れになり痛い。途中で休憩しお昼用のスパゲッチィを食べます。
で、このルートで最大の関門。道があるかどうか分からない地点に。
多分、あるのではないかと思っていたが、廃道がありました。
ここを進み頭高山のハイキング道に。ここは、ハイキングする方が何名がいました。
で、標識を目当てに頭高山を目指します。
頭高山には少し登ったが、その手前に神川滝の分岐が、
なにも頭高山に登る必要はないので、神川滝分岐まで戻り、そちらを行きます。
ここは余り人が通らないのか荒れ気味。
神川滝には行かずに先を急ぎます。この辺りから靴連れと暑さで頭が朦朧として
何かをする元気が沸いてこない。なにしろコンビニに早く着きたいと。。
とういうことでコンビニになんとか予定通りの5時間で到着。
ここで、水分の補給と、腹減ったのでカレーを食べます。
まだなんとか気持ちは維持できています。
ところが、ここから寄の登山口までが予想を遙かに超えて、長くきつかった。
更に暑く、頭も朦朧とした感じで考えられない状態で、これは途中棄権がと思ってました。
このまま大倉に行こうかとも思っていたが、なんか気を取り直し、先を急ぐが、
ゴルフ場脇までの登りが堪えた。なかなか前に進まない。
ということで中山峠までトータルで7時間もかかってしまった。
この先、塔の岳までたどり着けるのか不安に。
とそのとき、道端に湧水が。これには助かった。
これで気をとり直し、登山道入り口を探すが、手前で違ったところを行ってしまったが、
なんとか入り口にたどり着き、山側に。すでに14時近くになってます。
ここから4時間で塔の岳を目指します。元気ならOKだが、靴連れと暑さと体力を消耗して
いるので、問題は登りの足が残っているか。これが駄目なら撤退しかない。
しかし、登り始めると、登りの足はOKでした。
ということで、靴連れも舗装道路とちがって山道は、そんなに痛くない。
しかし、段々ガスが掛かってきました。これは涼しくなり、かえって助かります。
櫟山までは順調。そしてここから小雨が振り出しましたが、すぐ止んでくれました。
鍋割山の登りから途中からまた晴れてきて暑くなります。
さすがに登りの足も辛くなってきます。途中何度か休憩を挟みながら、やっと鍋割山に到着。
鍋割山荘は予約必要なので、また塔の岳での写真撮影に期待があるので、通り過ぎます。
鍋割山稜は初め晴れていたが、小丸のベンチで寝ながら休んでいるとガスッてきちゃいました。
これは天気は良くないかと思いながら最後の気力を振り絞り塔の岳を目指します。
金令シからは、なんとか18時前に到着するように頑張って登ります。
でも、こんな時間でも山から下りてくと方がいるんですね。大倉まで下りるんのかな。
かなりハイペースです。
ということで、頑張ってなんとか18時前には到着。空は快晴でした。
宿の手続き(1泊夕食付き)を終えてから食事の時間までは写真タイム。
富士山の陰がずーと伸びて綺麗でした。
夕食は、再びカレー。でも元気が出ます。おかわりして明日の体力を回復します。
当然缶ビール付きで。
夕食後は、荷物と寝床を整理し、再び写真撮影に。
ここでは天の川は見えないと以前管理人が言っていたが、かすかに見えました。
ここからの夜景は見事ですね。綺麗です。
で、さすがに疲れたので7時過ぎには寝床に入りました。
【2日目】
つぎの日は、なかなか靴連れの痛みなどでなかなか寝つけられなかったが、
少しづつ寝ながら日の出前の4時45分には起きて、支度を済ませ音楽を聴きながら
5時過ぎに小屋を出て、日の出の写真撮影に。しかし、日の出方向には雷雲があり、
この雷雲、4時ごろトイレに行ったときには千葉方面でかなり鳴ってました。
大島方面では、凄い閃光が。
雷雲の影響で、なかなか出てきません。日の出の写真を撮り終えたら出発のつもりだったので待たされます。
この時は、雷雲の影が頭上を越えて富士山まで達していました。
さらに主さんが日の出山荘の先に座ってました。この主さんと富士山の2ショットはいいですね。
ということで、予定より20分近く遅れて日の出に。
ということで、出発です。今日は昨日よりは時間が掛からないので楽勝と思ってましたが。。。
尊仏山荘のルート時間に塔の岳から沢側を通って札掛まで2時間30分と書いてあったので、
2時間ぐらいで行けるかと思っていたら大間違いでした。この時間はどのように算出したんでしょうか?
新大日までは直ぐで、ここで朝食を食べます。
ここから沢側に行きます。初めは杉の林を急降下し、
次に岩石地帯の小尾根を下りますが、道が不明瞭で、一瞬道が消えている感じの場所に。
その手前にはテープで「xx場下側20m」と紛らわしい文字が。
これを信じて右側の沢に下りていくと飛んでもないことになります。
ここは左側に上って行きます。
ということで、下側から登ってくるには問題ないが、上から下っていく時には
注意ですね。周りの状況を見てどちらに行くかを判断する必要があります。
ということで、なんとか迷わずに沢の滝に到着。
ここから下っていく方向に沢の左側を進みます。
かなりワイルドな道です。
鎖場あり、はしごあり、なんと新しい梯子が無残にも崩壊してました。
沢側に下るところがあるが基本は川の左側の道を進むので、
間違っても沢の右側のテープに惑わされて右側に行っては行けません。
ということで、この沢で水を補給し、2日目に備えます。
かなり時間が経ってやっと林道に。
ここから林道を歩きます。が、そんなに時間が掛からずに札掛に到着。
ここからつり橋を渡り、大山の登山口まで林道を進みます。
登山口までは結構時間が掛かりますね。
登山口からは、大きな尾根を直登します。これがどこまでも続きます。
こんなに長い直登は、大倉尾根にもありません。
ということで登山口から52分で鉄塔まで到着。登りは結構快調ですね。
ここでしばし休憩していると段々ガスッてきました。
ここから大山北尾根を進みます。
ミズヒノ頭までくると、かなり雨が降ってきましたが、木があるお蔭で
シャワー程度なので気持ちいいです。
西沢ノ頭から先の細尾根には苦労しましたが、その先のなだらかな尾根は気持ちいいですね。
ケーブルカーのレールも見えて大山が近い。
で、すぐ先から人の声とモータの音が。もう直ぐかと思っていたら、なかなか着かない。
いやーー長かったです。やっと鹿柵の梯子に。ということで大山に到着。
あとは下るだけです。
ここで、野菜冷やしタンメンを。これが塩気のスープで野菜のみずみずしさで上手かった。
これかかなり登山ではお勧めですね。塩分も取れて最高。あと2杯ぐらい食べたいところでしたが
しょうがなくカップラーメンで間に合わせます。やはり塩っ気が不足気味ですね。
しかし、大山は人が沢山居過ぎ。いたるところに人が一杯。
皆さん、軽装な方や、本格的な方や山ガールファッションの方など、ありとあらゆる方々が居ます。
丁度昼時ということもあったので沢山いました。
ということで下りは、下から登ってくる方がまだまだ沢山入るので、慎重に下ります。
蓑毛越までは、丁度1時間。良いペースです。
さらに高取山までが2時間。と予定通り。
ここから念仏山手前の根っ子の急坂で体力を使った。
ということで念仏山では、登山者の方としばし今回の秦野市一周のお話を。
で、ここから善波峠を過ぎてからの平らな山道で靴連れと暑さで、再び朦朧と。
いやーーかなり時間が掛かってやっと山道を抜けてゴールまでというところで
ゴールの橋の入り口をもっと手前と勘違いしてウロウロしたが、やっと入り口を見つけ
ゴールできました。ゴールでは、あと少し残っていた沢の水で乾杯しました。
この後が大変でした。靴連れが両足で痛いので、舗装道路を歩くのが辛い。牛歩戦術並みでした。
一応、温泉に入ったが、疲れと痛さで気持ち悪くなってきたこともあり、直ぐに出て、
天丼と生ビールでお祝いして帰って来ました。
今回の問題点は、靴擦れと暑さでの水分補給でした。
その意味では、寄の湧水は助かりました。ここでの1lの補給が大きかった。
しかし、塔の岳の朝夕の景色は素晴らしかった。これを見れただけでも泊まって良かった。
注)GPSは、鶴巻温泉から寄登山口まで取得。それ以後は手書きですので不正確です。
1日目
●鶴巻温泉スタート 6:30 0分
●東海大学 7:23 53分
●秦野インター 8:26 1時間56分
●震生湖 9:22 2時間52分
●頭高山・神川滝分岐 11:07 4時間37分
●寄入り口 11:37 5時間07分(30分休憩)
●寄湧水 13:35 7時間05分
●櫟山 15:00 8時間30分
●後沢乗越 15:41 9時間11分
●鍋割山 16:3910時間09分
●金令シ 17:3511時間05分
●塔の岳 17:5011時間20分
2日目
●塔の岳 5:50 0分
●新大日 6:14 24分
●札掛 8:38 2時間48分
●鉄塔 9:52 4時間02分
●ミズヒノ頭 10:28 4時間38分
●大山 11:22 5時間32分(23分休憩)
●蓑毛越 12:45 6時間55分
●高取山 13:41 7時間51分
●念仏山 14:17 8時間27分(10分休憩)
●鶴巻温泉ゴール 15:39 9時間49分
○鶴巻温泉-寄入り口 5時間07分
○寄入り口-寄湧水 1時間28分
○寄湧水 -鍋割山 3時間04分
○鍋割山 -塔の岳 1時間11分
○塔の岳 -札掛 2時間48分
○札掛 -大山 2時間16分
○大山 -鶴巻温泉 3時間54分
写真は、ヤマレコを見てね。
なにしろ丹沢を主に歩いているので、秦野市一周は興味があったが、なにしろ距離が半端でないので
いつ決行するかで悩んでいた。
この3連休が一番いいのではと、これを逃すと、あとはいろいろ立て込んでいるし、
段々日が短くなるしで、もう今年は無理かと。
問題は、ルート。
初めは、①1日目:鶴巻温泉→山周りで→寄入り口、
2日目:寄入り口→下側住宅街→鶴巻温泉
次に丹沢の山小屋には泊まったことがないので、尊仏山荘に泊まるルートを。
②1日目:鶴巻温泉→下側住宅街→寄入り口→鍋割山→塔の岳
2日目:塔の岳→札掛→大山→鶴巻温泉
不可能なルート
③夜10時にスタートし、まずは住宅街を進み、つぎの日に山側を走破。
①は走れれば、なんとかなるかもだけど、現状走れないので無謀かも。
→今回行ってみて、このルートは現状の自分では無謀でした。
地図は、下側住宅街だけ用意した。
上側の山岳地帯は、新大日から大山が未踏だが、登山道があるし、
札掛から大山までは尾根を登るだけなので、地図は不要でしょう。
ただし、問題は、境界線が道沿いに無い。
道から外れたところは、私有地や特別保護地区なので、当然入ってはいけません。
また夏なので、藪も酷いし、この時期山ヒルの季節でもあり
道のみで行きました。
とはいっても、下側の住宅街の震生湖から頭高山までは、完全に山の中を境が通っているので
ここは、なるべく近くの道を選択しました。
スタートは、帰ってきてからの温泉もある鶴巻温泉駅のそばとし、
北側の高速道路の橋のところをスタート地点としました。
食料は、1日目:朝家で食べる。
アンパン5個入り(行動食)
お昼のスパゲッティ
寄入り口のコンビニで調達(2日目の朝食と昼飯)。
腹減ったのでカレーを食べる
2日目朝食のおにぎり2個、たけの子煮
2日目昼飯の野菜冷やしタンメン
夕食は、尊仏山荘のカレー(おかわり1回)
2日目:新大日で朝食
アンパン5個入り(行動食)
大山で昼飯
大山でさらにカップラーメン
水分は、1日目:ポカリ500ml
非常でアクエリアス1l
途中公園で500ml水がぶ飲み。
水500ml補給。
寄り入り口コンビニで
500mlぽかり補給
900mlポカリがぶ飲み。
900mlポカリ補給
寄手前湧水で
500ml水がぶ飲み
500ml水補給
1日目:約5l消費
2日目:沢で500mlがぶ飲み
900ml水補給
沢で500mlがぶ飲み
アクエリアス1l
2日目:約3l消費
なにしろ寄手前の湧水が助かりました。
【1日目】
ということで、家を4時30分前に出て鶴巻温泉に6時8分に到着。
ここでトイレを済ませ、帰りの着替えを駅のコインロッカーに預け、スタート地点へ。
まだ涼しいです。スタート地点から住宅街を通り、田園地帯に。
ここは川の土手を歩くので気持ちいいです。
空は完全に快晴、大山もはっきり。富士山もバッチリ。
ここは快調に歩きます。そして土手を離れて東海大学への道を進み、
東海大学前に、予定通り1時間で到着。
次に東海大学の横を通り、金目川の土手に進み。
そこから畑の中を通り高速道脇に。そして秦野インターへ。
ここまで2時間。これも予定通り順調です。しかし段々暑くなってきた。
インターから南が丘団地の公園へ。ここで水補給し、休憩。
ここから牧場方面に進み、渋沢丘陵地帯に。ここからの景色は素晴らしい。
表丹沢が一望に出来ます。
さらに、キリギリスが沢山鳴いてます。
ということで、震生湖入り口に到着。予定通り3時間で到着。
ここから、震生湖には下りずに、そのまま進みます。
ここから、道が複雑です。さらに暑い。
ということで、なんとかルートを維持しながら進みます。
しかし、右足裏が靴連れになり痛い。途中で休憩しお昼用のスパゲッチィを食べます。
で、このルートで最大の関門。道があるかどうか分からない地点に。
多分、あるのではないかと思っていたが、廃道がありました。
ここを進み頭高山のハイキング道に。ここは、ハイキングする方が何名がいました。
で、標識を目当てに頭高山を目指します。
頭高山には少し登ったが、その手前に神川滝の分岐が、
なにも頭高山に登る必要はないので、神川滝分岐まで戻り、そちらを行きます。
ここは余り人が通らないのか荒れ気味。
神川滝には行かずに先を急ぎます。この辺りから靴連れと暑さで頭が朦朧として
何かをする元気が沸いてこない。なにしろコンビニに早く着きたいと。。
とういうことでコンビニになんとか予定通りの5時間で到着。
ここで、水分の補給と、腹減ったのでカレーを食べます。
まだなんとか気持ちは維持できています。
ところが、ここから寄の登山口までが予想を遙かに超えて、長くきつかった。
更に暑く、頭も朦朧とした感じで考えられない状態で、これは途中棄権がと思ってました。
このまま大倉に行こうかとも思っていたが、なんか気を取り直し、先を急ぐが、
ゴルフ場脇までの登りが堪えた。なかなか前に進まない。
ということで中山峠までトータルで7時間もかかってしまった。
この先、塔の岳までたどり着けるのか不安に。
とそのとき、道端に湧水が。これには助かった。
これで気をとり直し、登山道入り口を探すが、手前で違ったところを行ってしまったが、
なんとか入り口にたどり着き、山側に。すでに14時近くになってます。
ここから4時間で塔の岳を目指します。元気ならOKだが、靴連れと暑さと体力を消耗して
いるので、問題は登りの足が残っているか。これが駄目なら撤退しかない。
しかし、登り始めると、登りの足はOKでした。
ということで、靴連れも舗装道路とちがって山道は、そんなに痛くない。
しかし、段々ガスが掛かってきました。これは涼しくなり、かえって助かります。
櫟山までは順調。そしてここから小雨が振り出しましたが、すぐ止んでくれました。
鍋割山の登りから途中からまた晴れてきて暑くなります。
さすがに登りの足も辛くなってきます。途中何度か休憩を挟みながら、やっと鍋割山に到着。
鍋割山荘は予約必要なので、また塔の岳での写真撮影に期待があるので、通り過ぎます。
鍋割山稜は初め晴れていたが、小丸のベンチで寝ながら休んでいるとガスッてきちゃいました。
これは天気は良くないかと思いながら最後の気力を振り絞り塔の岳を目指します。
金令シからは、なんとか18時前に到着するように頑張って登ります。
でも、こんな時間でも山から下りてくと方がいるんですね。大倉まで下りるんのかな。
かなりハイペースです。
ということで、頑張ってなんとか18時前には到着。空は快晴でした。
宿の手続き(1泊夕食付き)を終えてから食事の時間までは写真タイム。
富士山の陰がずーと伸びて綺麗でした。
夕食は、再びカレー。でも元気が出ます。おかわりして明日の体力を回復します。
当然缶ビール付きで。
夕食後は、荷物と寝床を整理し、再び写真撮影に。
ここでは天の川は見えないと以前管理人が言っていたが、かすかに見えました。
ここからの夜景は見事ですね。綺麗です。
で、さすがに疲れたので7時過ぎには寝床に入りました。
【2日目】
つぎの日は、なかなか靴連れの痛みなどでなかなか寝つけられなかったが、
少しづつ寝ながら日の出前の4時45分には起きて、支度を済ませ音楽を聴きながら
5時過ぎに小屋を出て、日の出の写真撮影に。しかし、日の出方向には雷雲があり、
この雷雲、4時ごろトイレに行ったときには千葉方面でかなり鳴ってました。
大島方面では、凄い閃光が。
雷雲の影響で、なかなか出てきません。日の出の写真を撮り終えたら出発のつもりだったので待たされます。
この時は、雷雲の影が頭上を越えて富士山まで達していました。
さらに主さんが日の出山荘の先に座ってました。この主さんと富士山の2ショットはいいですね。
ということで、予定より20分近く遅れて日の出に。
ということで、出発です。今日は昨日よりは時間が掛からないので楽勝と思ってましたが。。。
尊仏山荘のルート時間に塔の岳から沢側を通って札掛まで2時間30分と書いてあったので、
2時間ぐらいで行けるかと思っていたら大間違いでした。この時間はどのように算出したんでしょうか?
新大日までは直ぐで、ここで朝食を食べます。
ここから沢側に行きます。初めは杉の林を急降下し、
次に岩石地帯の小尾根を下りますが、道が不明瞭で、一瞬道が消えている感じの場所に。
その手前にはテープで「xx場下側20m」と紛らわしい文字が。
これを信じて右側の沢に下りていくと飛んでもないことになります。
ここは左側に上って行きます。
ということで、下側から登ってくるには問題ないが、上から下っていく時には
注意ですね。周りの状況を見てどちらに行くかを判断する必要があります。
ということで、なんとか迷わずに沢の滝に到着。
ここから下っていく方向に沢の左側を進みます。
かなりワイルドな道です。
鎖場あり、はしごあり、なんと新しい梯子が無残にも崩壊してました。
沢側に下るところがあるが基本は川の左側の道を進むので、
間違っても沢の右側のテープに惑わされて右側に行っては行けません。
ということで、この沢で水を補給し、2日目に備えます。
かなり時間が経ってやっと林道に。
ここから林道を歩きます。が、そんなに時間が掛からずに札掛に到着。
ここからつり橋を渡り、大山の登山口まで林道を進みます。
登山口までは結構時間が掛かりますね。
登山口からは、大きな尾根を直登します。これがどこまでも続きます。
こんなに長い直登は、大倉尾根にもありません。
ということで登山口から52分で鉄塔まで到着。登りは結構快調ですね。
ここでしばし休憩していると段々ガスッてきました。
ここから大山北尾根を進みます。
ミズヒノ頭までくると、かなり雨が降ってきましたが、木があるお蔭で
シャワー程度なので気持ちいいです。
西沢ノ頭から先の細尾根には苦労しましたが、その先のなだらかな尾根は気持ちいいですね。
ケーブルカーのレールも見えて大山が近い。
で、すぐ先から人の声とモータの音が。もう直ぐかと思っていたら、なかなか着かない。
いやーー長かったです。やっと鹿柵の梯子に。ということで大山に到着。
あとは下るだけです。
ここで、野菜冷やしタンメンを。これが塩気のスープで野菜のみずみずしさで上手かった。
これかかなり登山ではお勧めですね。塩分も取れて最高。あと2杯ぐらい食べたいところでしたが
しょうがなくカップラーメンで間に合わせます。やはり塩っ気が不足気味ですね。
しかし、大山は人が沢山居過ぎ。いたるところに人が一杯。
皆さん、軽装な方や、本格的な方や山ガールファッションの方など、ありとあらゆる方々が居ます。
丁度昼時ということもあったので沢山いました。
ということで下りは、下から登ってくる方がまだまだ沢山入るので、慎重に下ります。
蓑毛越までは、丁度1時間。良いペースです。
さらに高取山までが2時間。と予定通り。
ここから念仏山手前の根っ子の急坂で体力を使った。
ということで念仏山では、登山者の方としばし今回の秦野市一周のお話を。
で、ここから善波峠を過ぎてからの平らな山道で靴連れと暑さで、再び朦朧と。
いやーーかなり時間が掛かってやっと山道を抜けてゴールまでというところで
ゴールの橋の入り口をもっと手前と勘違いしてウロウロしたが、やっと入り口を見つけ
ゴールできました。ゴールでは、あと少し残っていた沢の水で乾杯しました。
この後が大変でした。靴連れが両足で痛いので、舗装道路を歩くのが辛い。牛歩戦術並みでした。
一応、温泉に入ったが、疲れと痛さで気持ち悪くなってきたこともあり、直ぐに出て、
天丼と生ビールでお祝いして帰って来ました。
今回の問題点は、靴擦れと暑さでの水分補給でした。
その意味では、寄の湧水は助かりました。ここでの1lの補給が大きかった。
しかし、塔の岳の朝夕の景色は素晴らしかった。これを見れただけでも泊まって良かった。
注)GPSは、鶴巻温泉から寄登山口まで取得。それ以後は手書きですので不正確です。
1日目
●鶴巻温泉スタート 6:30 0分
●東海大学 7:23 53分
●秦野インター 8:26 1時間56分
●震生湖 9:22 2時間52分
●頭高山・神川滝分岐 11:07 4時間37分
●寄入り口 11:37 5時間07分(30分休憩)
●寄湧水 13:35 7時間05分
●櫟山 15:00 8時間30分
●後沢乗越 15:41 9時間11分
●鍋割山 16:3910時間09分
●金令シ 17:3511時間05分
●塔の岳 17:5011時間20分
2日目
●塔の岳 5:50 0分
●新大日 6:14 24分
●札掛 8:38 2時間48分
●鉄塔 9:52 4時間02分
●ミズヒノ頭 10:28 4時間38分
●大山 11:22 5時間32分(23分休憩)
●蓑毛越 12:45 6時間55分
●高取山 13:41 7時間51分
●念仏山 14:17 8時間27分(10分休憩)
●鶴巻温泉ゴール 15:39 9時間49分
○鶴巻温泉-寄入り口 5時間07分
○寄入り口-寄湧水 1時間28分
○寄湧水 -鍋割山 3時間04分
○鍋割山 -塔の岳 1時間11分
○塔の岳 -札掛 2時間48分
○札掛 -大山 2時間16分
○大山 -鶴巻温泉 3時間54分
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